2015年6月28日日曜日

初心に帰って野菜育てをする。

行く先短いと言うか、いつ死んでも不思議ではない年齢に達して、何のために貸農園で野菜を育てるのだろうかを考えたい。人生そのものにさえ目的が無いのと同様に、そんなことに必然的な理由はないだろう。何事であれ、結局は、そうすることが生きて行くために必要なのか、それとも、それをすることが楽しいかの、いずれかであろう。必然的な理由が無いってことは、つまり人によってその理由も異なるってことだから、自分の場合はどうかと考えざるを得ない。
先ず、体を動かすことが健康的だとのことだろう。次いで、得られた作物が少しでも投資金額の回収となるとのことだろう。その前提で、貸農園作業に投入する労力と資金、と、得られる成果と比較しなければならない。つまり、労力を使い過ぎてとか、若しくは、農薬を使うことで健康を損なうとかは目的にかなわず、また、成果に対して投入金額が多すぎる、つまり、貸農園への投入金額が赤字を増やすような投資はまずいってことだろう。農薬については特に、農薬を使うなら、別に貸農園を借りることもなく、野菜をマーケットで買えば良いってことになる。但し、その論理は、貸農園の目的が、僕の設定した目的の場合に限定される。

とにかく、常にこの貸農園での僕の作業を、上記の僕の目的と比較して評価しなければならない。後述のように、貸農園の場所が変わったこと、それに只の肥料が手に入ることで、投資金額や投入労働量に大きな変化、それも、共に増えることになってしまった。これを常に、当初の目的と比較して評価しなければならない。
借地料だけでも、1万円増えてしまった。古い貸地を直ぐに返却して交渉するならば先の農園料の半額は返却されるだろうが、同じ地主から新しい貸地を近くに借りられ、他方、他の人々は遠くに新しく貸地を準備し始めたことからも、むしろ地主に感謝すべき状況で、そのような金額には拘らず、先の貸地を精一杯有効に利用することが重要に思える。つまり、両方の借地を維持せねばならず、労力も大幅に増えてしまった。が、これはあきらめることにする。

ところで、原発事故後、畑には家の生ごみ以外の肥料を与えず、出来の悪いのもあきらめていた。
が、その間、周囲の人々は金をかけても生産性を上げようと、資材・肥料を奮発して、実際に成果を上げている。特に、立てに高く育てることで、限られた面積の畑から最大限の収穫を得ている。だが、其の為に必要な資材に投資する金額を考えると、その方法は果たして正しいのだろうかと思うが、人によっては、貸農園での成果が、過大な投資金額より重要だって人も居るから批判はできない。でも他人のこのような行動を批判することは厳に控えて、自分は自分なりの考え方を持つべきだろう。

そのような状況下で、なんと、ジョイフル本田で無料の米ぬかが得られることが判ったので、僕も本気で育てようと考えた。つまり、投資金額を増やさずに生産性を高めることができるからだ。運搬には自転車を使うから、ガソリン代も不要である。
更に、野菜の育て方については、この人のブログがとても判りやすく、しかも説得力があるので、大いに参照・勉強させてもらうことにした。
http://hige-oyaji.at.webry.info/theme/d966116167.html
1)なすびについて。⇒一枝一果を基本とする。
なすびについては、今年の経験から、
①黒マルチをする。
②大きな鉢でゆっくりと育ててから移植する。
③早い時期はカバーで保温する。 との経験を得た。
更におやじさんの記述から下記を試す。三本仕立てにすることで、陽光を最大限に利用できる葉並びにするとかもあるが、特に成りつかれを防ぐ方法について興味を持った。
つまり、何本か仕立てで、その一本の、花のできた枝を剪定するとの記述で、これをすることで、一枝一果とすることで、成り疲れを防ぎ、しかも、下の芽が新しい枝を作ると書かれている。
が、一本仕立ての幹そのものに花が咲いたらどう剪定するのだろうか、との疑問が出たが、幹そのものを剪定するのはまずいだろうから、恐らく花を除けば良いのだろうと思う。
試しに、元気をなくした花の枝の上と、元気ななすの花のついた枝の上を切ってみた。
要は、1枝1果とすることで、株そのものが衰えるのを防ぐってことだろう。特に肥料が少ない僕の畑では、なすに対してはこの配慮が必要なのだろう。
なお、気づいたのだが、元気をなくした枝に病原菌が付いていたら、その枝を切断することで、はさみを介して他の健康な枝にも伝染しないだろうか。その点にも注意を払う必要がある。
しかし、その注意を払いながらも、病気の枝とは葉を随時除去する配慮は払わねばならない。

とにかく、僕の畑の現状では、米ぬかを大量に入れることが必要だから、今年は勉強で、本格的には来年からだ。とにかく、おやじさんの育てている野菜には全て挑戦する。
だが更に調べて、ぬか肥料の注意点も見つかった。
http://kibigorou.blogspot.jp/2010/01/blog-post_16.html
つまり、有用な肥料成分が多いことから微生物が育ちやすく、窒素分が微生物により吸収され、野菜と下は、窒素不足による成長阻害が生じるらしい。これを防ぐには2週間程度早めにぬかを土と混合するのが望ましいらしい。若しくは、根から離なれたところに撒くのは良いらしい。

7月20日頃になり、地主さんから「母が亡くなり、税金処理の関係で貸農園を止める可能性があります」との連絡が来た。貸農園の宿命の事態だから、と地主さんの所に行き他に貸農園の空きが無いかと聞くと、ちょっと離れたところに空きがあった。早速、借りることにした。
即、一列の穴を掘り、家の剪定枝や生ごみ、既農園のごみなどを埋め初め、更に集積した米ぬかも散布した。

既農園の成果だが、黒マルチの採用で、トウモロコシは見事に成功、ナスは、黒陽は直ぐに駄目になったが、長ナスは好調だ。不調な黒陽についても、1果1枝を採用したが、規則性を持つ対応は成果が挙がらなくても楽だ。その結果で規則性の内容を修正すれば良いのだろう。(実際には、黒陽もかなり成果が回復した。つまり、一枝一果は効果的で、マルチも効果的ってことだ)
キュウリは全く不調だった。マルチをすることで水分補給がうまくゆかなかったのだろうと考える。(これは、先のブログにも書かれていることに気づいたが、キューリの根はマルチの直ぐ下に広がり、熱で損傷するらしい。キューリにはマルチは駄目って、とても重要な情報だ)

ヒゲオヤジのBlogだと、7月28日にキュウリの種まきをしているので、7月20日では間に合うだろうと新しい畑で挑戦する。なお、黒マルチとして、水補給が成功するように、「くぼみをつける」「黒マルチ前に畝に十分給水する」とした。また「米ぬかを深い位置に埋めて、窒素不足障害の生じる時期に根が米ぬかに触れないようにする」との工夫をする。「日除けを設ける」ことも考慮する。
つまり、畝の深くに米ぬかを入れる。⇒大量の水を供給⇒畝を内くぼみで形成する⇒くぼみに種を撒く⇒水掛け⇒黒マルチ(覆い)で覆う⇒周囲を差込み具を黒マルチに差すことで黒マルチが動かないようにする⇒芽がでると黒マルチ(覆い)を除去する。⇒黒マルチでひざし除けを作る。
との予定で、7月21日夕に手持ちのキュウリの種を播種した。発芽の状態は2~3日して黒マルチをめくってみる。なお、差し込み具では風圧に抗して黒マルチを固定できず、黒マルチの周囲を掘りこんで土を掛けることとした。
残念ながら、7月20日に友人が亡くなり、7月23日の大阪での葬儀に参加した。その間の水切れを防ぐべく黒マルチのカバーを地面に接して配置した。このため、どうやら芽が出た種も腐ったようだ。種の上にマルチを敷く方法にはちょっと無理があるようだ。夏の終わりの日射が厳しい間は黒マルチを日除けにするとしても、水分補給を継続するか、更に、不織布を敷く方が通気性があって良いのかもしれない。(不織布を敷く方法は先に引用したおやじさんがやっている。

キュウリはあきらめて、8月末からの畑作りに次の種をそろえた。
ブロッコリ、スナックエンドウ、五寸ニンジン、大蔵ダイコン、キャベツ、フラワーレタス、ハクサイ、黄玉葱、早生ソラマメ、サラダソラマメ
サラダソラマメはJoyful本田で、以外はLoyyalで購入した。春菊は古い種を使う。

8月8日には、前の人の育てていた種から育ったズッキーニとピーナツの株を残しては、ほぼ掘り終えたようだ。米ぬかも入れてある。これからは、先ずイチゴの移動先を準備する。この方法は先に書いた予定とは少し異なっている。掘って米ぬかを入れて水を大量に撒いて、そこに黒マルチを張って米ぬかの発酵を促す予定だ。ところで、ズッキーニが数個できて、おいしく戴いている。ズッキーニは馬鹿にできない野菜だと初めて気づいた。(その後、この苗はズッキーニではなく、ハグラウリであることが判った)

8月12日に至り、今夏初めての朝露であった。畑の掘削・肥料遣りはほぼ終了した。これからは畝つくりを進める。雨が降ったら、マルチをして土と肥料の馴染みを推進させる予定だ。
但し、ズッキーニの繁茂部は避けている。


8月末までに播種するものは、播種を急ぐニンジンとその他がある。
「ニンジン(育ちが遅いので特に急ぐ)ブロッコリー(9月まで)、こまつな、レタス(10月まで)
8月末からは、ダイコン、ハクサイ、がこれに続き、時期が難しいタマネギ、ソラマメ、グリンピースと続く。米ぬか、苦土石灰は十分に準備で来たので、土に慣らすように散布する。
但し、酸性が望ましいか否かを調べておく。
8月14日の夜に豪雨となったので、翌日早朝に、米ぬかの発酵や保水のためにマルチを張った。が、8月末にマルチをしないで播種する列はマルチをしないでそのまま放置している。

 8月16日は、朝弱雨であったので、イチゴの引っ越しを開始した。なお、引っ越し先は写真上のマルチ奥側の畝とした。
ついでに、マルチをしない畝の真ん中にスコップで割れ目を作り雨水が浸透するようにした。
イチゴの殆どを移動し、葉ネギも半分ほどを移動し、家に帰ると、雨が激しく降り出した。全てが予定通りに進んでいる。いくら悲観症の僕でも、ちよっとは良い気分になってもよいだろう。それに熱論性格は変わるかの講座では、努めれば脳内構造も変わるし、結果、性格も変わるだろう。
雨がやめば、
8月20日頃までには、8月中に植えて良い野菜、(実際は、もっと早く播種しても良いが、暑さ対策は必要)にんじん、ほうれんそう、小松菜、レタス、ブロッコリーを播種する、と考えたが、米ぬか散布の後、もう少し時間を空ける方がいいかなと逡巡している。但しブロッコリー・レタスは、ポットでも良いので、早速ポットにも播種する。畑に撒く時には、種の上から、足踏みか、手で十分に押さえて土を固め、そこに水やりを行い、その後、不織布を掛けて、その上から水撒きをする。これでうまく行くかどうかだが、そこに米ぬかを撒いているとの不確定要素も加わっている。
実際には8月19日に畑の播種を終えた。8月20日は雨なのでポット播種を行う。
また、8月19日から旧農園の畝つくりを始めた。新農園には播種し過ぎたので、旧農園には、ダイコン、ホウレンソウを播種する。9月初めとして、十分に肥料と石灰散布を行う。
8月20日雨の中を ブロッコリ、リーフレタス、ハクサイ、のポット播種を行った。友人の土井によると、種を十分に抑えるのは、発芽の時に、抑えが無いと種が浮き上がってしまうのでまずい、との事で、また、種用の培土を使うのが良いらしい。種用の培土っていくらぐらいするか見ておこう。
 
8月21日 にんじん、ホウレンソウの不織布を外したが、余り調子は良くない。不織布は天気が良く、太陽光が厳しすぎる時に有効で、今回のように日照時間そのものが少ない場合には不向きなようだ。全体的に播種が早すぎた嫌いがあり、不調である。もう2~3日様子を見て巻き直す。
撒きなおしに際しては、人参以外は覆土をちゃんとして、手でちゃんと抑える。
 
8月22日は、9時頃から夕方まで晴となる。最近は雨や曇りが続いたので、朝は水やりせず、乾いてから、昼頃水やりすることにする。(土井が指摘したように根が腐るのを恐れて)
8月22日 本日、ポットに撒いた、ブロッコリー、リーフレタス、ハクサイの発芽を確認した。リーフレタスの発芽は不安定だが、種が小さいので仕方が無いのだろう。これに比べると畑に撒いた種の発芽は遅く、発芽率も悪い。
ジャガイモの種イモを、1kg530円にて購入した。明日、畑に植えつける。
8月23日 朝 新農園のホウレンソウも芽がでた。にんじん、レタスはまだ出ない。旧農園に大根の播種を行う予定。明後日から暫くは曇りらしいので日除けカバーは設けないが、必要に応じて対策する。同時に新農園にはニンジンを再播種し、発芽の隙間を埋め、ジャガイモを植える。
 
8月23日 晴れの予報が、曇りなので、新農園にじゃがいもを植えた。肥料は植込みの間間に、3つかみ程を入れた。発酵まで2週間とすれば、発芽が2週間でちょうど良いのだろうか。
植付け間隔は300~350mmとして2個余ったので発芽しない分の予備とする。なお、発芽までは10日~14日掛かるらしい。その結果を見て予備種を出動させる。
 
8月23日 旧農園のリーフレタスがとても苦くなっていることが判り、リーフレタスは全て排除した。
そのため、ダイコン用畝が2列できたので、先に米ぬかをいれてある畝には直ぐに播種を行い、新しく造った畝には9月に入ってからの時間差播種をすることとした昼間は時々太陽が顔を出し暑くなるので夕方に大根種を畝一列に播種した。
先ず、畝の下部に十分に給水してから上を慣らし、種を植える場所に、ペットボトルのお尻で、ピッチ30cmで、深さ1cmの穴を作り、そこに昨年の種を6~7個ずつ押し込み、その上に土を被せた。が、どうしても薄く被せてします。そこに給水をすると種が浮き上がる時もあるので指で押し戻したりした。ちょっと心配だ。
 
タマネギの播種は、畑での播種と共に、ポット育ても準備しようと思い、ポットに土、米ぬか肥料、苦土石灰を入れて水を加えた。
 
8月24日 ジョイフルに米ぬかを入手に行った。ついでに、苦土石灰、種培土を調べると、苦土石灰は20kg260円、培土は40l800円とさほど高くない。少なくとも苦土石灰は残り少ないので購入する必要がある。
新農園のニンジンも発芽したが数が少ないので、種を追加した。植付けの方法は、下部を掘り込み十分に給水し、その上に種を置いて周囲の地面と共に掌で押し込む方法とした。押し込んだ後には水やりをした。
ほうれんそうも発芽が少ない部分があるが、これは後からの発芽が無いか、ちょっと様子を見る。
 
8月25日 自宅ポットのブロッコリー、レタス、白菜はすくすくと育っていたが、強い日差しをさけて日影に置いていた。これはまずいと、居間前の土間に移した。が、これがまずかった。8月26日朝の強雨で苗が倒れてしまった。ピンセットで立てなおして、雨のかからない縁側に移したが、引っ越しで何がどれか判らなくなってしまった。
新農園のほうれんそうも追加したが、強雨でどうなったろうか。強雨対策を常に考えておかねばならないってことだろう。
 
ところで新農園に勝手に生えていたズッキーニだが、良く比較すると、新農園のはズッキーニとは違いへたが無い。で、これで調べると、
加賀太きゅうりか、ハグラうりらしい。どちらとも断定しがたい。が、更に調べると、加賀太きゅうりには、あのきゅうり特有のとげがあるらしい。と、いうことで、彼はハグラウリと断定できるようだ。
とにかく、種を採取したので来年も作るつもりだ。
 
8月27日の状況
旧農園  真中の畝に大根播種し芽がでている。2か所ほど芽が出ていないが、横の畝と一緒に8月末に第二陣を播種する。
 

新農園、左畝、手前はからニンジン、ブロッコリ、ジャガイモ 右畝、手前からホウレンソウ、小松菜、じゃがいも、左マルチ畝、葉ネギ、イチゴ、ハグラウリ、イチゴで最も奥は、ハクサイ後タマネギ
最も右マルチ畝は全く植えていない。手前から、ハクサイ後えんどう、ソラマメ、ハクサイ後タマネギ等と考えている。



 
 自宅のポット状況 明確ではないが、ブロッコリかな。
左上、色の薄緑がハクサイで、右下中央、ハレタスか、
それとも逆か。 28日になり左上の苗はハクサイ特有の葉となったので、ハクサイが正解であった。
 
8月28日早朝 旧農園に、ニンジン・ホウレンソウの播種を行った。先に撒いた大根は一か所が芽生えていないので、再播種と考え近くを掘ったが、先の種は土の中に居た。それは残して近くに種を少し撒いた。8月29日に確認すると、土中の芽も外に出ていた。
8月末の播種は、後は、ダイコン第二陣を残すだけである。次いで、タマネギの育苗・ポット苗の植付け、タマネギ植付け、そら豆のポット苗作り・グリンピース・そら豆苗植え、と続くわけだ。
 
新しく下記を買った。
トンネル支柱 60円/本x20本=1200円 ジョイフル本田が最も安かった。
苦土石灰20kg 260円
防虫ネット 1.35mx5m(724円/組)x2組=1448円 amzonが最も安かった。以前はダイソーで安いのが有ったのが今は無い。
 
8月31日 霧雨だが、玉ねぎの播種を行った。
旧農園の一部と、ポット撒きで、共に、1cm程度の間隔で撒いたが、種が小さくて、どの程度の深さにするとか、上の抑えをどうするかとか、とても難しい。
とにかく、浅い溝に撒いて、周囲も含めてかなり強く抑えてから、上に薄く土を撒いた。どうなるだろうか。更に種が余ったので、ポットの追加用意をしたが、米ぬかも入れたので、数日は日を空けて種まきをする。
9月1日 相変わらず雲と雨の交互攻撃である。
旧農園のダイコンを間引きと土寄せをした。新農園のニンジンとホウレンソウも土寄せをした。
ポット苗の間引きと土寄せも行った。
ついでに、新農園のマルチにハクサイの播種を行った。20か所を千鳥とした。
新農園で通り掛かった、以前に祭りのホットドッグ販売で一緒だったひとが、
「角の背高のっぽとは余り話をしない方が良い。何でも知ったか振りで言うので大事になっている」と助言した。
背高ノッポとは、角の貸農園をやっている S さんのことで、先日、僕に「あんたは旧農園で評判が悪いね」と言った人で、赤の他人に評判が悪いなんて言う人と、どう付き合えば良いのかと考えていた所で、既に、僕の悪口を言い触らしているのかもしれない。それとも、一般的な助言なのか、更には、僕と話をした具体的なことで何か大事になっているのか、詳しいことは聞きもしなかった。が、なかなか面白い事態で、ゆっくりと観察する。
でもまぁ、既に彼つまり S さんのそばを通り過ぎる時には、挨拶するだけで、忙しそうに通り過ぎるだけにしているので、どうでもいいのだが、面倒な人も居るもんだ。9月3日になると、朝の挨拶をしても無視された。が、9月4日には挨拶もして、話しかけて来た。どうも、耳が遠いだけのことらしいが、僕も人のことは偉そうに言えない。
2015年9月1日の畑の現状
新農園 西端 手前ニンジン 向こう ブロッコリ 更に向こう ジャガイモ

 
新農園西から2列目 手前ほうれんそう、向こう小松菜、更に向こうジャガイモ 

新農園3列目 手前 ネギ 向こう イチゴ ハグラウリ イチゴ 空 

新農園4列目 手前 ハクサイ種付け、中央未処理、向こうレタス種付け

新農園 4列目 の未処理とレタス種付け

旧農園 西側1列目 手前 タマネギ種つけ

旧農園 西側1列目 春菊種付け

西から2列目 ニンジン種付け

旧農園 西から3列目 ホウレンソウ
 
 西から4列目 大根芽生え、第一回の間引きと土寄せ

旧農園 東端 ダイコン筋蒔き
 9月2日の豪雨、暴風で、新農園は風邪と雨当りが強烈であることが判った。早速、雨除け・風よけを兼ねて防虫ネットを購入した。下記の5mものと10mものを併用する。
 ネットの掛け方は支柱の中央それぞれを紐をくくって行く方法が良さそうだ。両端に杭を打ち、ネット裾は土に埋める。裾を開けるのは面倒だが仕方が無い。
 
 9月3日防虫ネットを掛けた。トンネル支柱の中央を紐でくくる方法で簡単にできた。5m物を2か所設置したなお、支柱がちょっと幅広なので、畝に対して斜めに配置し、両端には古い小型の支柱を配置した。また直上には洗濯ばさみを使った。小型の支柱が不足した時は、支柱を斜め十字に配置した。

 
ところで、今回の経験で判ったが、ニンジンやホウレンソウはバラマキ(間引きを考えると複数列の条撒きが良い)が望ましい。種を惜しむと、害虫に全滅させられる。だから、いっぱい生やすことが大切のようだ。防虫ネットカバーの中でたわわに茂るホウレンソウや小松菜なんて、考えるだけで素晴らしいではないか。後の世話を考えると、ばらまきよりは、複数列の条撒きで、支柱を抑えて溝を作り、その溝に条撒きするのが良さそうだ。
 
今回の播種ではいろいろと遣り方を変更すべきことが出てきた。
①何を育てるにも、NETは必須である。レタスや人参は虫害はないが、強風・強雨にはやられる⇒ネットが望ましい。ただ、ダイコンは風や雨に強そうなので、先ずはネット無しで試みる。
②ブロッコリーは、先ず、播種は8月中旬までで、生育温度は20℃と、実現が困難だ。しかも、虫害が激しい。⇒9月苗買いと播種を試す。⇒ネットが望ましい。
③ホウレンソウは根切虫が相手なので、複数列条撒きで多くを播種する。小松菜も虫が多く着く、更に両者ともに雨でやられる⇒播種はバラマキで、ネットが望ましい。⇒修正 バラマキではなく、支柱を使って複数列の溝を作り、そこに条撒きにすると、撒いた後を押しやすく、培土も入れやすい。
④大根は複数列条撒きが良い。大根も虫害を受けるようになってきた。防虫NETをすべきだろう。
⑤結局、ネットで、強雨・虫害から守ることが大切らしい。更に、玉ねぎの芽だしが困難なことから培土を採用すべきだろう。これも、支柱を使った条撒きが良い。
⑤ 米ぬかの肥料としての有効性は正しいだろうか。下記には夜盗虫の除去方法も書いている。
⑦ 春の経験から、苗を大きなポットで保管する場合は、大きなポットで保温しながらやれば根が丈夫になる。ナスには最も効果的だ。
⑧秋野菜の播種は、ブロッコリー(夏撒き)等を除き、朝露が降りる時期にするのが良い。2015年は9月4~5日から。ついでに雨が降ると、一気に芽生えが始まる。その前に撒いたのがバカバカしく見える。
 
9月4日 旧農園ダイコン筋蒔き部で抜けた部分有り、明日追加する。
玉ねぎの発芽が良くない。各ポットへの撒き数が少ない。種も無くなったので、種180円+税、と野菜培養土20L400円を購入した。家で種の再播種をしている時に、野菜の培養土は種まきの時に使う培土とは違うと注記されているのを見つけたが、まぁいいか、としポット内土表面に箸で5mm深さの穴を開けて、そこに種を一個ずつ入れて、その上に培養土を入れた。
明日は、ポットのハクサイを畑に植える。まだ、一本立ちにはしていないが、大阪に行くので仕方がない。ブロッコリーポットと一緒に、ネット内に植える。
 
9月6日 新農園のブロッコリーは整理して、ほうれんそうと小松菜を幡種し、にんじんも含めて10mの防虫ネットを張った。ブロッコリーは虫害の少ない3株程度をポットに保管し、他のポットとは話して置いている。
夜から雨が続く。4日ほど続くようだ。播種結果にどう影響するか心配だ。が、やはり防虫ネットには雨の影響を抑える効果を期待できるだろう。
新農園の防虫ネットをしていない部分に再播種した、ホウレンソウ・小松菜は雨で一気に芽生えた。
9月7日 トンネル支柱20本 1,200円:ポット育苗用培養土40L 880円を購入した。
防虫ネット;10mを追加で購入することになるだろう。投資金額がだんだんと増えてきた。しかし、虫が増えてどうしようもなくなっているし、新農園は風と雨が強いので、虫の近寄らないキク科(レタス)の野菜、それに虫の好かないダイコン等も、ネットするのが望ましい。それに恐らく冬の寒気も強いと思えるので、イチゴやそら豆もその間はネットで寒さ対策するのが望ましく、寒気を終えれば、別の方法になる。例えばイチゴは虫が授粉できるが、鳥を近寄せないような、キュウリネットのようなのに変えるのが望ましい。
9月8日 今日も雨だ。しとしとと続く。
家に持ち帰ったブロッコリーポットを見ると、虫は見当たらないのに、虫かじりはぐっと増えている。
怖くなって、裏の土中に埋め込んだ。
ここ何年かで野菜の虫食い被害が著しくなっている。僕の考えでは、貸農園でも農薬を使う人が多くなって、悪虫の天敵が絶滅したのではないかと思える。旧農園で野菜の育ちが良い人は、みなさんスミチオン等を平気で使っているし、それも、わざわざ大きな噴霧器を使って、しかも、手で葉を広げてそこに掛けている。手に薬液が掛かるのも平気なようだ。畑に金を掛けていると、豪語する爺さんは、家からフマキラーを持参してアブラムシに吹き掛けている。もう、無茶苦茶だ。害虫より体の大きく、しかも、変異力の少ない天敵が全滅するのも当然だろう。それに加えて、地球温暖化の影響も大きいのだろうか。
そんなことで、防虫ネットが必須になり、貸農園運営費用が大きくなってしまうのだ。運営費用を少なくすることも貸農園利用目的としている僕としては苦しいところだ。
 
 
 
 

 


0 件のコメント:

コメントを投稿